ダンベルで背筋を鍛える
脊柱起立筋と広背筋で美しい背中を
背筋は背中側の筋肉と言う意味でいえば様々な筋肉がありますが、見た目に影響する筋肉としては、広背筋、脊柱起立筋、僧帽筋が挙げられます。その他、ローテーターカフ(棘上筋、棘下筋、小円筋、肩甲下筋)、大円筋、菱形筋、三角筋後部などがあります。
この中でも脊柱起立筋と広背筋は、ボディデザインの観点から姿勢や見た目に影響する筋肉であり、特に広背筋は背中のたくましさを得る上で欠かせない筋肉です。
脊柱起立筋は、背骨の両側に位置し、首から骨盤の仙骨までを3つの筋肉によって構成されています。 骨盤を後方に引っ張る作用を持ち、鍛えることで姿勢の保持に役立ちます。つまり、腰が丸くなることを防ぎ、美しい姿勢を保持するのです。
また、骨盤を後方に引くことから腹部もそれに伴って内側に引っ張られることになり、姿勢の悪さがもたらすぽっこりお腹を解消するのにも役立つ筋肉なのです。
疎かにしがちな背中ですが、たくましい背中、美しい背中を手に入れるためにも、しっかりとトレーニングすることが大切です。
脊柱起立筋を鍛えるトレーニング
◆バックエクステンション
慣れてきたら、ダンベル1個を両手で持ち背中の上部に固定して行う。または首の下にダンベルを置き、両手で持って実施する。
広背筋を鍛えるトレーニング
◆ワンハンドローイング
脇が開かないようにし、ダンベルをお腹に引き寄せるイメージで実施する。