ボディビルダーの筋肉は見せかけ？

よくボディビルダーの筋肉は見せかけだと聞くんですが体を見ていると腕相撲とかパンチ力など恐ろしいほど強そうに見えるのですがあれは見せかけの筋肉なんですか？

見せ掛けではありません。しかし使えるとも言えません。
強そうに見える＝強いってわけじゃないんですよ。
ビルダーでも強い人は強いですが、弱い人は弱いです。

筋肉に偽物とか本物といった区別はないと思います。（特徴には若干の違いがあるようですが）つまり筋肉が多ければ筋力も多いと言えるのではないでしょうか。

しかし、単純に筋力にパンチ力が比例するわけではありません。早くてウェイトの乗ったパンチを出す技術を極める事で強いパンチが打てるようになります。（必要な筋肉はその練習のなかで培われます。）今年時速162kmの新記録を出した横浜ベイスターズのクルーン投手をご存知でしょうか。自分の筋力を効率よくボールに伝える技術があるからこそあのほっそりとした体で剛速球を投げられるのです。

筋肉が在れば強い、見せ掛け、なんて人それぞれなのでは無いでしょうか？、遺伝と環境によると思いますね、筋肉や筋線維の発達し難い人間の事をハードゲイナーと言いますｗ、筋肉が発達し易い人間の事をイージーゲイナーと言います、結局は筋細胞数の量と自律神経細胞で決ってしまうからね、

見せ掛けの筋肉などありません。必要と認めているからこそ、鍛えているのであって、まだ力が足りないと思うからこそ、毎日トレーニングを続けているわけです。

見せ掛けで、60kgあるダンベルをカールすることなどできませんよ。その人が相手を倒すために筋肉に力をつけているのか、より美しく筋肉をアピールするために鍛えているかの違いはありますけどね。

ただ、ベンチプレッサー(上半身を専門に鍛える人)が、レッグプレスでは人並み、という事はありがちですけどね〜(私は逆に、レッグプレスでは230kgいくのに、ベンチプレスでは180kg止まりです...涙)。

要するに、体を鍛える目的がどこにあるかってことですよね！

見せかけではありませんが、身体に良いかというと、かなり疑問です。
私の知り合いにも、何人かボディービルターは居ますが、あの肉体を造る為に、かなりハードなトレーニングをしています。トレーニングで筋肉内の血管や神経が切れることも良くあるらしく、強烈な負荷と筋力で、脱臼や靱帯を損傷するケースもありますね。
アスリート級に筋肉を鍛える事自体、弊害は多いことです。

ボディビルダーは腕相撲の強さやパンチ力を競ってるわ
けではありません。
筋肉美そのものを競ってるわけだからその筋肉が他の用
途で有用かどうかはぶっちゃけ関係ないですよ。