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SSCって使える?使えない?
本でみたのですが,SSCというのは、バネ(瞬発力)を強化するために最高らしいのですが、逆に筋トレは瞬発力に逆効果で競技によっては、「使えない筋肉」になってしまうそうなのです。しかし、ぼくはなんか納得できません。例えばボクサーでも筋力増加や筋肥大をすればパンチ力(特にパンチの重さ)があがりますよね。確かに瞬発力は大事ですが、筋トレすれば効果も上がるのでは・・・と思うのですが。ちなみに僕は、
月曜 上半身Aの筋トレ
火曜 下半身の筋トレ
水曜 上半身Bの筋トレ
木曜 休み
金曜 上半身のSSC
土曜 下半身のSSC
日曜 完全休養
と言ったようにパンチのあるボクサーになるためがんばってます。長々とすいませんでした。これらのことに意見・批判がある方、返信おねがいします!
石井先生の本ですね。あれは初心者にも分かりやすい内容で非常に良いものです あれはSSC理論入門編と言ったところでしょう。
そぅです、バネの強化をする事で伸張性筋収縮が強化され瞬発力を強化する事に非常に効果を発揮します。
筋トレは現在、世界中のトップアスリートの殆どが行なっているのが現状です。しかし、トレーニングでの動作は実際の動きとは異なるし、効かせる動作を身につけてします事で競技でも筋肉に効かせてしまい結果バテテしまいます。
確かに筋断面積を筋肥大によって増やすのはPOを伸ばし瞬発力のある体になれます。ただ全ての競技で筋肉が必要になるとは限りません。筋肉を発達させても一つ間違えば重りになってしまう為です。
ボクサーなどの場合、瞬発力、持久力どちらの能力も必要になります。瞬発力だけを鍛えるならトップランナーのように筋肥大させ神経を鍛える事で速くなりますが、筋持久力を高める事は即ち遅筋繊維の上向を期待したものです。
何故、マラソンランナーのふくらはぎ(下腿三頭筋)は筋肥大せずに細く引き締まっているのでしょうか?
長時間にわたり、走り続ける事で足にはそぉとうな負担をかけます。よって慢性のオーバーワークに陥るのです
オーバーワークに陥る為に勿論筋肥大は起こりません。
この様に瞬発力(筋肉の肥大化)と持久力とは密接な関係があると言えるでしょう。
筋トレが瞬発力に逆効果って事はありません。むしろ効果的です。筋の太さは強さに比例し、筋の長さは速さに比例します。
しかし、筋は腱により骨へとつながれている為に長くなることはできないのです。だけれど、太くする事は筋肥大により可能です。即ち筋を太くすることである重さ(負荷)に対する負担が軽減され結果的により速い力でパフォーマンスできると考えて問題ないでしょう。
結果まとめると、筋肥大なしに本当の意味での瞬発力の向上は有り得ないのです。速い動作で練習すれば良いと考えてる人も居ますが、誤りです。しかし、筋トレは諸刃の剣とも言えるため一歩間違えると使えない体になりますよ。
メニューを見たところ、筋トレとSSCを別々に分けていますね。
一見良いように見えますが、SSC動作とは神経系に大きなダメージを与えます。すると筋トレで十分に力を発揮できないと言う事になりますね。
月曜日=上半身A(筋肥大)+瞬発力練習
火曜日=SSC動作(下半身)+持久力運動
水曜日=上半身B(筋肥大)+瞬発力練習+体幹強化
木曜日=インターバル方式の持久力運動+体幹回転強化
金曜日=SSC動作(上半身)+瞬発力運動
土曜日=下半身(筋肥大)+持久力運動
日曜日=休養日
最初は、こんな感じでいいでしょう。